森の中~報告、スペースサファリ SPACE SAFARI vo.13~
起こりうる要素があるからこその、それを超える奇跡の中で。
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先々週。
5月22日
ニチヨウビ。
群馬県前橋市
富士見。
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起こったのは、
~ スペースサファリ SPACE SAFARI vo.13 ~
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聴覚、視覚、味覚などの演者の方々をはじめ、お客様をもてなす側の方々の話は
主催者や、いろんな方々が、いろんな形で報告をしてくださっているから、
失礼なのかもしれないけれど、僕は、その部分の報告せずに、
僕の想う報告をさせて頂く。
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そう。
その日、想ったコト。
いがいにも、もったいないなんて想わなかったのだ。
加速したスピードに
僕は、ただただ、夢中になっていたのだ。
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数か月前に、初めての打ち合わせで見たのは、
荷物で満タンの倉庫。
この満タンの倉庫が、当日のメインフロア予定場所。
この物量を、いったい誰がどうやってドコに運ぶのだ?
つい、そんな事をまっさきに考えてしまうような状況。
そんな倉庫に、
いろんな方々のチカラと想いが注がれる。
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当日。
会場。
僕ら森の中も、装飾係りとして参加させて頂いていたから、
そこにおおいに関わっているし、過程も見ているのであるが、
お客さんが、あんなにもエキサイティングな時間を
フロアで過ごしているのを見ると、
「ああ、ここはクラブのフロアみたいだな」
「カッコよいライブスペースだ」
などと、まるで、他人事のように、なんとも不思議なキモチになるのだ。
「スペースサファリvo,13」は、そんな奇跡な会場で起こる。
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10年以上の歴史を持つ、スペースサファリ。
スペースサファリは、その歴史の中で形を留めない。
スペースサファリはロックイベントだ、
スペースサファリはダンスミュージックパーティーだ、
などという、型をもたない。
毎回、新しい挑戦をする。
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たったひとつ、一貫している事といえば、
すべてが「お客さんの為」の「それ」である事だ。
出演する演者、出店のみなさま、装飾、会場など、全てはお客さんの為。
それらの中で
僕が感じた、一番の「お客さんの為」は、
みんなへのメッセージだ。
メッセージをお客さんに伝える事が、
スペースサファリのもっとも大切な、
「お客さんの為」なのだろう。
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主催者と打合せでなんども話す。
いろんなシーンを体感してきた彼が、今、想うこと。
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「もっと自由に。自分のスキな形でいこう。
それが、本来の
<楽しい>や<興奮>や<オシャレ>なのではないだろうか」
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それは、お客さんへの想いへとつながる。
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「演者を見て、何かを想っていただく。
それだけではなく、いろんな形の人があつまって
そこで、何かが、始まって欲しい。」
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これらの想いが、今回のメッセージなのだろう。
この想いの、どの部分をどのように切り取って感じてくれるのかは、、
きっと、お客さんに委ねているのだろうとも感じ、そこに想いの深さをも感じる。
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そんな想いは、会場全体の空気となる。
どこにいっても誰かがいて
そこは「倉庫」であり「会社」であり「カフェ」である、
会場の普段の姿ではなく、
どこにいっても、誰と話をしていても、
何を見ていても、何を聞いていても、
それらを全部、スペースサファリの一部と感じる。
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時間が進んでいくほどに、
その「スペースサファリ」の情景が、自然だと感じてくる。
会場が、あまりにも、なにかの純度が高い空気となっていたので、
そんな場が、数時間前に起こって、数時間後には終演し無くなるなどと、
想えなくなってきたのだ。
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「この非日常は、ずっと続いている日常だったのだろうか?」
昨日も、それよりずっと前も、
明日も、これから先の日もずっと
この時間が続いているのだと錯覚し、
その事に、非日常である、今が日常なのだと、感じさせる。
今が日常ならば、終演の時間など存在しないのだ。
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そう。
もったいない、と、僕が想わなかったのは、
終演の時間がきてしまう事。
感じるのは、前の事でも先の事でもなく、
ただただ、今、目の前の一瞬であって、
僕は、その一瞬を、
加速したスペースサファリのスピードに乗って
夢中で駆けていたのだ。
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「お客さんの為」なんて、ほとんどの場合、あたりまえのコトだろう。
その、あたりまえのコトほど、成すのが困難と感じる。
起こりうる要素があるからこその、それを超える奇跡だ。
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決まっていなくてもよい。
何が起こるかわからない。
未知数への期待。
これらは、僕が主催の彼の想いから切り取ったメッセージ。
「起こっている」
未知数の時の中で僕が感じたコト。
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ご来場のお客様。
出演、出店のみなさま。
主催、会場のスタッフの皆様。
関わってくれた、気になってくれたすべての方々。
その中心にいてくれた人。
みなさまのおかげで、
夢中で駆けられました。
ありがとうございました。
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森の中よこち
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