2016年1月9日土曜日

森の中「新、森の事務所の話」~だいたい、簡単なんていうのは、そもそも、何のコトをいうのか、という話になってくる~

森の中「新、森の事務所の話」~だいたい、簡単なんていうのは、そもそも、何のコトをいうのか、という話になってくる~

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さてさて。

新、森の事務所の話。

仕事の合間に、
進行中。

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40年ほどの歴史がある、プレハブの倉庫。

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傷んでいる場所、

修理が必要な場所。

トナリの建物の入口。

外にあるベルトコンベアー。

車の置く場所。

雨漏り。

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建て直してしまえば、

あたらしいのを、建ててしまえば

簡単なのかもしれないけれど、

そうでもない。

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今までからの誕生。

このプレハブの

今までがあったからの

これからの、このプレハブと僕らではないのだろうか。

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その傷なぜ、できたのか?

どういう過程でその痛んでいったのか?

トナリへつづく、このドアを

いったい何人が通ったのか?

あの雨漏りで、起こったドラマもあっただろう。

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今までの時間を知らぬ僕らは、

それでも、その時間を紡ぐことになるのだろう。

40年前を、僕らが想像できないように

40年前も、僕らをきっと想像できない。

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なにかが不思議で

なにかが、あたりまえだ。

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もしかしたら、

数年のうちに、

痛みがひどくなって

修理が困難になって

解体して、

立て直すかもしれない。

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それでも、

この40年に関わったコトで

次の建物に。何かが起こるのだろう。

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新、森の事務所をつくっている

僕意外のメンバーを見てそんなコトを想う。

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そう。
驚くコトは、

こんなにも、それらしいコトを言っている僕は、

写真を撮ってるくらいで、

事務所つくりを、いっさい、ぜんぜん手伝っていない、

というコトだ。

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さらに言えば、きっと僕は、

これから森の事務所に

来て頂くであろうお客さんに、

「やっぱり、つくるのは、楽しいですね」

なんて、

まるで、自分が作ったかのように

まるで、武勇伝のように語ってしまうのだ。

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もし、このブログを見てくれていて、

僕がつくってないのを知っているあなたに

武勇伝を語ってしまったとしても、

大きなココロで、しらぬフリをしてほしい。

できれば、

「すごいですね」

そんなことを言って頂ければ、

これ幸い。

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よこち















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